この度、エナジーモータースポーツのオリジナル・プロダクトとしては初となる鍛造ホイール『ENERGY Forged Block 20』がデビュー致しました。
過去、製造しているType1 ~ Type5は、鋳造(ちゅうぞう)ホイールを使用いたしておりましたが、
今回新作でリリース致します、“ENERGY Forged Block 20” は鍛造(たんぞう)ブロック
削り出しの2ピースホイール。
高圧でプレス加工するため均一な厚みで強靭な強度を得られることと、肉薄かつ軽量にしやすいという
メリットがあり、これにより今まで得られなかった、繊細なスポークのラインを実現しています。
鍛造ホイールは現在、軽量化が望まれる競技車両やハイパフォーマンスカーには必須と言われており、
乗り心地の向上から高級車への標準装着が徐々に浸透してきています。
今回の新作もいつもどおり、完全 “Made in Japan” で、信頼性はバツグン。
50kg程の材料から約20時間かけて1枚のディスクを切削マシーンで削り出しています。
デザイン切削を終えた “Block” は、一般的な鍛造ホイールに比べ、倍ほどの切削時間を要し、
さらに、ディスク単体では約9kgと、材料の大半を削り捨てるという特殊で非常に贅沢なデザイン。
また専用センターキャップもアルミの削りだしです。
1本ずつ削りだしていく過程から、大量生産することは出来ず、生産時間とコストは掛かりますが、
エナジーモータスポーツとして納得のいく逸品に仕上がりました。